研究者/研究室一覧
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本研究室では、ナノコンポジット技術・ナノ秒パルス技術・感圧センシング技術・変動熱源からのエネルギー変換技術などのオンリーワン技術を保有しています。これらの技術を用い、自作のオリジナルな装置を用いた研究を行っています。特に近年では、セラミックスの構造制御技術、AIを援用したロボット制御技術、IoTデバイスを用いた計測制御技術、環境浄化技術などの研究に取り組んでいます。
カオス、フラクタル、生体情報計測、
感性情報工学、ニューラルネットワーク、
ブレインコンピューターインターフェイス
本研究室では、ナノコンポジット技術・ナノ秒パルス技術・感圧センシング技術・変動熱源からのエネルギー変換技術などのオンリーワン技術を保有しています。これらの技術を用い、自作のオリジナルな装置を用いた研究を行っています。特に近年では、セラミックスの構造制御技術、AIを援用したロボット制御技術、IoTデバイスを用いた計測制御技術、環境浄化技術などの研究に取り組んでいます。
1. 脳波(EEG)を用いた脳情報インターフェース(Brain-Computer Interfaces: BCIs)の研究
− 運動情報を予測するBCI
− 仮想音への注意に応じた事象関連電位を計測するBCI
− BCIの精度の向上のための機械学習・特徴抽出・ニューラルネットワークの検討
2. 機能的近赤外分光計測(functional near-infrared spectroscopy: fNIRS)の信号処理およびBCIsに関する研究
− 短距離チャネルを用いたアーチファクト除去
− fNIRSを用いた運動情報を予測するBCI
3. ヒトの運動制御・学習および筋電インターフェースに関する研究
− 到達運動時の筋活動制御(筋シナジー)の調査
− 筋活動を用いた運動情報予測
4. 仮想音源定位技術の精度向上に関する研究
− 頭部伝達関数の個人化
以下のテーマを中心に,知覚・認知・行動にかかる研究に取り組んでいます.
・技能教育 人間の知覚・認知・行動メカニズムに基づいた教育デザインの構築
・知覚・運動統合インターフェース 人間の知覚・認知・運動行動特性に適合したインターフェース設計と評価
・生活・ネットワーク行動生態 日常生活場面における行動生態の解明と変容を引き起こす方法に関する研究
1.耐熱性合金、セラミックスの高温酸化・腐食:化学プラントやボイラ、熱間鍛造の酸化スケール
2.耐熱性合金・セラミックスの焼結(特に放電プラズマ焼結)
3.多孔質材料、金属-セラミックハイブリッド材料の開発と応用、MAX木目セラミックスの製造プロセスと応用
4.アルミドロスのアップサイクル
5.酸化物、金属の熱力学と物質移動
カオス、フラクタル、
生体情報計測、感性情報工学、
ニューラルネットワーク、
ブレインコンピュータインターフェース
1.TCP/IPネットワークにおけるQoS制御方式の研究
・コネクションに対する公平な帯域割当方式の開発
・TCP、UDPコネクションが混在するときの特性評価
2.パケット損失率を保証する高速なコネクション受付制御の研究
・パケット廃棄率を保証する実効帯域の研究
・大偏差理論の研究
3.パケット網の遅延時間の評価
・連続時間Markov連鎖の解析
・Markovモデルの近似条件
4.キュー長および待ち時間の定常分布の解析
・複素関数論を応用した定常分布の解析
・定常分布の級数展開
5.高速シミュレーション法の開発
・非常に小さいパケット廃棄率を高速に推定する方法の開発
・確率過程の知識を必要としないIS法の開発
6.ネットワークの高精度品質計測
・低負荷・高品質なパケット遅延・ロス計測ツールの開発
・バイアスのない遅延計測法の開発
・地方都市に関わる都市計画制度・開発許可制度、土地利用計画、マスタープラン
We are now tackling various topics as:
- Color vision
- Motion-color interaction
- Surface quality perception
- ERPs studies on face processing, visual naturalness, awareness
- Brain-Computer interface
We are now tackling various topics as:
- Color blind experience filter
- Visualization of invisible information using spectral imaging
- Wide dynamic range imaging
(1)グリッドシステムと遺伝的アルゴリズムを用いた最適化手法の提案
(2)グリッド並列計算システムを用いた大規模構造解析手法の提案
(1)大規模ドームの崩壊解析
(2)免震および制振装置を有する空間構造物の動的挙動の分析とその設計法
(3)学校体育館の耐震性能評価
(1)地震リスクアナリシスに基づく戸建て免震住宅と耐震住宅の比較
(2)LCC(Life Cycle Cost)最小基準に基づく耐震補強法の比較
(3)学校体育館,工場の地震時機能維持性能の分析
(4)医療施設の地震時機能診断
(5)地域防災性能の評価指標および評価手法の提案
Currently, I place mathematics / natural science on one side and literature / fiction on the other, and aim to construct a philosophy that integrates these two poles, including their relationship with society, politics, etc.
I also do research into the philosophy of mathematics developed in English. My future research will investigate diverse philosophical problems in mathematics through the thought of Cavaillès.
- Daisuké NAKAMURA, L’itinéraire philosophique de Jean Cavaillès, Thèse de doctorat (Université Paris Ouest - Nanterre La Défense), 2012, vi+414p.
My interest includes the style of communication between technology and sciences, and the reconsideration of Simondon's idea in the present light.
現在では、一方に数学と自然科学、他方に文学やフィクションを置き、これら両極を社会・政治等との関係も含めて統合的に考察する哲学の構築を目指しています。
[主要業績]
- 中村大介「筋書き・見立て・操り:後期エラリー・クイーンの展開」、『雲雀野:総合教育院紀要』、豊橋技術科学大学、第44号、2022年3月、65-82頁。
- 上野修・杉山直樹・村松正隆編『スピノザと十九世紀フランス』(共著)、岩波書店、2021年2月。
- 渡名喜庸哲・森元庸介編著『カタストロフからの哲学:ジャン=ピエール・デュピュイをめぐって』(共著)、以文社、2015年10月。
また、フランス語圏における数理思想の展開を追うことと平行して、英語圏で展開されている数学の哲学にも意を払っています。カヴァイエスの思想を軸に、数学における哲学的問題を掘り下げていくことが、このテーマにおける私の目標と言えるでしょう。
[主要業績]
- 中村大介『数理と哲学 ー カヴァイエスとエピステモロジーの系譜 ー』(単著)、青土社、2021年2月。
- ジャン・カヴァイエス「ドイツにおける青年運動」(翻訳と解題)、『雲雀野:総合教育院紀要』、豊橋技術科学大学、第41号、2019年3月、79-102頁。
- ジル=ガストン・グランジェ『科学の本質と多様性』(共訳書)、松田克進、三宅岳史、中村大介訳、白水社、2017年10月。
- 上野修・米虫正巳・近藤和敬編著『主体の論理・概念の倫理:二〇世紀フランスのエピステモロジーとスピノザ主義』(共著)、以文社、2017年3月。
- 中村大介「集合論の形成にみる「直観」の問題 — カヴァイエスの立場から」、『科学哲学』、日本科学哲学会、46巻、1号、2013年7月、53-68頁。
- 中村大介「カヴァイエスにおける学問論と論理学」、『哲學』、日本哲学会編、知泉書館、第64号、2013年4月、127-141頁。
- 金森修編著『エピステモロジー:20世紀のフランス科学思想史』(共著)、慶應義塾大学出版会、2013年1月。
- Daisuké NAKAMURA, L’itinéraire philosophique de Jean Cavaillès, Thèse de doctorat (Université Paris Ouest - Nanterre La Défense), 2012, vi+414p.
今後は、では技術と自然科学はどのように相互交流するのか、また、シモンドンによる「発明」の着想は現代技術においてどこまで当てはまるのか、といった問題を考えることで、技術についての哲学的考察をさらに深めていきたいと思っています。
[主要業績]
- ジルベール・シモンドン『個体化の哲学:形相と情報の概念を手がかりに』(共訳書)、藤井千佳世監訳、近藤和敬、中村大介、ローラン・ステリン、橘真一、米田翼訳、法政大学出版局、2018年7月。
- 中村大介「シモンドンの技術論におけるイマージュと構想力」、『フランス哲学・思想研究』、日仏哲学会、第16号、2011年9月、16-24頁。
この小型火炎を配列することで,互いの干渉を避ける工夫をすれば,量子的な加熱源を配列することに相当する.これにより,これまでにない機能性を持ち合わせた燃焼器開発が可
これらの原理・技術を用いれば,月や火星などの地球外惑星での居
このような数値モデル開発に加え,様々な特殊火災要素の実験的研究(例えばアーク放電による火災発生機構の解明,宇宙船内へ適用可能な新しい消火概念の創出など)も実施している.
そこで私は、支考俳論を正確に解釈し、俳諧史、日本表現論史におけるその意味を明かにすることを目指している。
また、その支考が創始し、現在まで連綿と続いている美濃派は、芭蕉像の形成、中興期の蕉風復興運動への関わりなど、俳諧史に及ぼした影響は非常に大きい。しかし、正当道統継承者の系譜と、傍流美濃派の系譜を持つなど、その在り方は単純ではない(道統の系譜も長らく二派に分裂する)。その美濃派の、俳壇経営の在り方、実際の俳諧活動、 伝書の実態、俳諧観などを、具体的に明らかにし、近世庶民の俳諧活動の実態を具体的に明らかにしたいと考えている。これらにより、現在の俳諧史、文学史は、根本的に変更されるだろう。
武道とは、自分の心身の能力を最大限に発揮する道である。それは、自分の心身能力の発揮度に関わる思想であって、相手との相対的な優劣を求めるものではない。そして日常生活のあらゆることに応用可能な「道」なのである。嘉納治五郎はそれを「心身最有効使用道」と呼んだ。
では武道の本質は何か。ひとことで言えば「逆説」である。武道においては、心法も、身体操作も、意識の働かせ方も、上達法も、教育システムも、そのほとんど全てが、普通の常識や論理と逆立しているのである。
本研究をそのことを明らかにする。またその現代的有効性を示すために、一部の優れたトップアスリートの思考と身体操作の分析も行う。
に
認知科学
動物行動学
複雑系
内部観測
「フレキシブル」を念頭に、金属酸化物、金属窒化物の薄膜の低温成膜プロセスを開発しています。具体的には、レーザとプラズマを用いています。主な応用としては、センサ、光電極、耐摩耗コーティングです。
1.植物エピジェネティクス
2.植物遺伝子工学
ぬ
I constructed Per1:luc Tg mice and rats in which firefly luciferase was rhythmically expressed under the control of the mouse Per1 promoter in order to monitor mammalian circadian rhythms by Per1 rhythmic expression. Rhythmic emission from the cultured SCN slices of Tg persisted for up to some months in vitro, while those from peripheral tissues like liver also were found but damped after two to seven cycles in vitro. It suggests that a self-sustained circadian pacemaker in the SCN entrains circadian oscillators in the periphery to each adaptive phase. I am performing functional analysis of circadian pacemaker neurons in the SCN by TOYOHASHI original electrophysiological probe.
このPer1の発現を指標にして、中枢SCN及び末梢組織の時計機能を同時に測定するため、Per1プロモーター発現制御領域で蛍の発光ルシフェラーゼ(luc)遺伝子を発現するPer1::luc トランスジェニックTg動物を作った。その各組織を培養すると、SCNスライス培養では、約1日周期の化学発光振動が1ヶ月以上観察され、一方、肝臓など末梢組織でも遅れた振動位相ではあるが発光振動が観察でき、2日から6日で減衰する。哺乳類ではSCNに自律したペースメーカーが存在し、末梢の概日リズムを組織固有の位相に維持することがわかった。
現在は、Per1::luc Tgマウスなどを用いて、SCNスライスを顕微鏡とCCDカメラを組み合わせたタイムラプス計測にて3次元の画像として観察している。また、Vapor-liquid-solid(VLS)法で作成された微小刺入型マルチ電極プローブをアレイ状に並べたセンサーチップを用いて、SCN脳スライスを培養しながら、できるだけ1神経細胞に近い単位で刺激をしながら、1細胞の神経活動スパイクの発火頻度を測定する。また、外来性DNA分子を、刺入する際にSCN脳スライスに導入することにより、その細胞から電気スパイクを測定したかをマーキングする。さらに、こうした、外部からの刺激により、SCN脳スライス内で24時間リズミックに観察される遺伝子発現の変化にどのような影響をきたすか観察する。
グルタミン受容体(iGluR6)は神経細胞のシナプス部位に強く発現し、神経発火の頻度を制御している。UV領域の光でシス体となり、可視領域の光でトランス体となるアゾベンゼン構造を骨格にもち、システイン(Cys)に水素結合するマレーマイド(のりしろ)構造体とiGluR6受容体のアゴニストであるグルタミン酸を両方結合させた新規化学物質(MAG)を合成した。iGluR6のリガンド結合部位のまわりに化合物の接着部となるCys変異を導入した変異体と3種類の長さのMAGの組み合わせにより、異なる波長の光照射で、細胞膜の電位・神経細胞の活動を可逆的に変化させることに成功した。具体的には、UV領域の光照射で受容体が開き、可視光で閉まるという光反応性をしめす組換LiGluR受容体や、反対にUV光で受容体が閉まり、可視光で開く反応を示すYin/Yang受容体を見出した。この実験系はゼブラフィッシュなどの生体内でも機能し、外部からの照射光により神経活動・行動を調節できることが示された。
このLiGluR受容体やYin/Yang受容体をもちいて、SCNペースメーカー神経の神経活動を光照射で直接操作することで、哺乳類概日リズムをコントロールする課題に取り組む。
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の
1.ホルモンによるストレス・快適感の定量評価
2.バイオフィードバック機構による睡眠時の生理機能制御技術
3.小型センシングデバイスによる新規生体情報計測・評価システムの開発
自然言語処理(特にテキストマイニング),データマイニング,機械学習応用
1.複合異方性板材の押抜切断と層間剥離の実験・数値解析
2.板紙・段ボールの罫線曲げ加工における形状特性
3.構造座屈機構の数値解析
4.プレス機の剛性分布と衝突荷重応答に関する研究
5.数値解析教育支援のための知識データベースシステムの研究
6.弾性アクチュエータを用いた多脚ロボットにおける推定と制御